この記事では楽天モバイルとpovoの併用について詳しく解説します。
私はこれまで、お得に携帯を利用するためにさまざまな格安SIMを渡り歩いてきました。
そのなかで、携帯会社をメイン機を楽天モバイル、サブ機をpovoにするのが最強という結論に至りました。
今回はこれまで様々な会社の格安SIMを使い倒している私が、楽天モバイルとpovoの併用について解説します。
目次
楽天モバイルとpovoを併用するメリット
2種類の回線が使える
楽天モバイルとpovoを併用することで2つの回線を持つことができます。
複数回線を持つことのメリットは色々ありますが、一番のメリットは通信障害に対応できることです。
楽天モバイルは楽天回線、povoはau回線ですので、片方の回線が使えなくなってももう一方が使えます。
また、通信速度に応じて回線を使い分けできることもメリットのひとつです。
通信障害がなくても、人が多いところや時間帯によっては通信速度が安定しないことも多いので、両方の回線を使ってみて早いほうを利用するなど、柔軟に利用することで快適にスマホを利用することができます。
電話番号を2つ持てる
楽天モバイルとpovoを併用することで電話番号を2つ持つことができます。
別に2つの電話番号はいらないよ。。と考えている人も多いかもしれませんが、意外と使い道はあるのです。
例えば仕事用とプライベート用の電話番号を分けることで、それぞれの連絡をしっかりと管理することでオンオフの切り替えがしやすくなります。
また、最近は各種サービスを利用するのに電話番号登録が必須であることが多いです。
場合によっては電話番号を登録するとひっきりなしに電話やDMがくる場合もあります。
そのような場合はサブの電話番号を登録して、連絡を無視するということもできます。
なお、この後説明しますが、メイン通話に関しては通話料無料の楽天モバイル一択です。
楽天モバイルとpovoの月額料金
楽天モバイル | povo | |
月額料金 | ~3GB:1,078円 3~20GB:2,178円 20GB:3,278円 ※通信量に応じて料金が自動変動 |
基本料金なし※課金制 1GB:330円/回 3GB:990円/回 20GB:2,700円/回 60GB:6,490円/回 150GB:12,980円/回 24時間使いたい放題:330円/回 |
通話料 | アプリ(Rakuten Link)利用で無料! | 30秒22円 |
その他特典 | ・新規契約で最大13000ポイント還元! ・NBA全試合無料 ・YoutubePremium初回3ヶ月無料 ・パリーグの試合が無料で見れる ・楽天マガジン&楽天ミュージックが初回90日無料 |
・対象店舗での買い物でギガをゲット |
最低利用料金 | 1,078円 | 0円 |
楽天モバイルとpovoを併用する場合、最安で月1,078円で利用できるためめちゃくちゃお得です。
楽天モバイルのおすすめポイント
私は今まで数多くの格安SIMを利用してきましたが、メイン機で利用するのなら楽天モバイル一択です。
今後は楽天モバイルから変える予定はありません。
その理由をざっと挙げてみました。
楽天モバイルがおすすめの理由
- 料金が使ったデータ量に応じて変動するため、料金に無駄がない
- 20GB以上は料金が変わらない(無制限)。←これが最強。
- テザリングするとスマホだけでなく、パソコンやFire TV Stickなどほかの端末でも楽天回線を同時利用してネットにつなげるので、自宅のネット回線不要
- 楽天アプリの利用で通話料無料
通信量に応じて料金が自動で変わる
楽天モバイルは通信量に応じて料金が異なります。
3GBまでであれば980円、20GBまでであれば1,980円、20GBを超えたらいくら使っても2,980円です。
どこの会社も、大抵は事前に何GBのプランにするか決めて、超えてしまった場合速度制限がかかるか、追加料金を払って制限を解除してもらいうことになります。
そもそも事前にどのくらい使うかわからないし、超えたときの追加料金が1GBで500円とかめちゃくちゃ高いですよね。
その点、楽天モバイルの場合は使ったデータ量に応じてプランが自動で切り替わるので、無駄がないです。
また、20GBを超えた場合はいくら使っても料金が2,980円です。
これが最強です。
2,980円でデータ量を無制限に使用できるところは楽天モバイルしかありえません。
これはほかの会社には絶対真似できないところです。
これが私が楽天モバイルを使う最大の理由になります。
ただ、自分はそんなにデータ量使わないけど、、、って思った方もいますよね?
この次に説明しますが、楽天モバイルではテザリングをすればパソコンやFire TV Stickなど他の複数の端末でネットが利用できる(同時接続可)ので、自宅や外出先などでもスマホ以外でネット使い放題になるんです。
テザリング利用で他の端末でもネット使い放題
上記でも説明した通り、楽天モバイルではテザリングをすれば楽天モバイルの回線をパソコンやFire TV Stickなど他の複数の端末でネット利用できる(同時接続可)ので、自宅や外出先などでもスマホ以外でネット使い放題にできます。
つまり、家でネットをひく必要がないので、楽天モバイルの料金(2,980円)のみで、すべてのネットを使い放題にできます。
これが個人的に楽天モバイルが最強の理由です。
私の場合は、外でパソコン作業などもしたりするので、楽天モバイル回線を利用して、どこでもネットを使ってパソコン作業ができます。
楽天モバイルアプリ利用で国内通話が無料
これもなかなか素晴らしい点で、楽天モバイルが提供している「Rakuten Link」というアプリを利用して通話することで国内通話が全て無料になります。
かける相手がどこでも、無料で通話し放題となるのが最強です。
友達同士の通話などであれば、今の時代であればLINEで通話できるので通話料はかかりませんが、例えば市役所などへの電話やどこかに問い合わせる時、折り返しの電話やその他企業などあらゆる通話がタダになるのは地味にありがたいです。
エンタメコンテンツが無料で利用可能
楽天モバイルを契約することで下記のエンタメコンテンツを無料で視聴することができます。
下記のコンテンツに興味がある人にとってはめちゃくちゃ良いかなと思います。
こういったのも楽天は結構太っ腹です。
無料で利用できるコンテンツ
- NBA全試合無料
- パリーグ全試合無料
- YoutubePremium初回3ヶ月無料
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新規契約で楽天ポイントがもらえる!
楽天モバイルを新規契約する場合は絶対に紹介キャンペーンを利用してください。
使わないとめちゃくちゃ損します!
新規契約もしくはMNP以外からの乗り換えの場合は6,000円分、MNP他社からの乗り換えであればなんと13,000円分のポイントが還元されます。
大手キャリアのように、オプションの加入などは一切不要です。
SIMカード到着後に、さきほど紹介した「Rakuten Link」を使って10秒以上の通話するだけでオッケーです。
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また申し込みには楽天IDが必要となりますので、持っていない人は事前に作成してください。
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povoのおすすめポイント
さきほどはメイン機として楽天モバイルをおすすめしましたが、サブ機にはpovoがおすすめです。
ここではpovoがおすすめな理由を紹介します。
基本料金が0円(従量課金制)
povoの基本料金はなんと0円です。
データや通話等のサービス内容を「トッピング」とすることで、電話やデータ通信ができるようになります。
利用しない月はお金がかかりませんので、サブ機には最適な会社です。
ギガ活にて無料でデータ通信が可能
「ギガ活」とは、日常のさまざまなお店やサービスのご利用でギガ (データ) が貯まるサービスです。
例えば、ローソンで500円以上の買い物をした場合、300MB分のギガをもらうことができます。
また、スーパーマーケット「オーケー」で2,000円以上買い物をした場合は1GBもギガをもらえるのでめちゃくちゃお得です。
ほかにも多くのお店の買い物でギガをもらえますので、詳しくは公式サイトをご確認ください。
楽天モバイルとpovoを併用する際の端末について
楽天モバイルとpovoを併用する場合、端末をどうするか決めるがあります。
具体的には「2台持ちをする」「1台で複数回線を利用」する2つがあります。
なお、私のおすすめは2台持ちです。この後詳しく解説します。
1台持ち | 2台持ち | |
メリット | ・追加で端末を購入する必要がない | ・用途に応じて端末をわけることができる ・バッテリー持ちがよくなる(分散される) ・片方の端末が壊れてももう片方の端末を利用できる |
デメリット | ・電池持ちがよくない ・対応していない端末がある |
・端末料金がかかる ・持ち歩くのに手間がかかる |
端末を2台持ちをする
楽天モバイルとpovoを併用する場合は、端末を2台持ちすることをおすすめします。
理由は、準備が簡単だからです。
追加で契約する格安SIMと端末を買うだけでOKです。
また、端末が2台あるというのは意外に役立つことが多いです。
例えば、端末の充電が切れてしまった場合、1台持ちであれば充電するしかありませんが、2台持っていればサブ機を使えば問題ありません。
残量が少ない、後で充電しようと思いながらも、結局充電を忘れて外に出てしまうことはありませんか?
(私は結構あります。笑)
今の時代、移動の最中にスマホを使えないというのはかなりの苦痛になります。
サブ機があればそのような心配もありませんので、役に立つことが多いのです。
一方、デメリットとしては2台目の端末を買う費用が必要なことや、2台の端末を持ち運ぶのが手間という点をあげられます。
1台(デュアルSIM対応端末)で複数回線を利用する
複数の回線をひとつの端末で利用することも可能です。
ただし、利用する端末がデュアルSIMに対応している必要があります。
2020年以降に発売された端末であればほぼ全ての端末が対応していますが、今利用している端末を引き続き利用したい場合は自分の端末がデュアルSIMに対応しているか確認する必要があります。
SIMには物理的なカードを利用する「SIM」と、デバイスに内蔵されている「eSIM」の2つがあります。
さらに細かくいうと、物理的なSIMカードは「nanoSIM」「microSIM」「標準SIM」3つの大きさがあるので注意してください。
楽天モバイル、povoともに全てのSIM(eSIM)を利用することができます。
新たに回線を契約する場合は、利用する端末に適したSIMを選ぶようにしましょう。
なお、iphoneにおいてはSIM×eSIM、eSIM×eSIMの組み合わせに対応しており、Androidの場合はSIM×eSIMの組み合わせであることが多いです。
(端末によって異なりますので、必ず自分の利用する端末は確認してください。)
eSIMの設定方法
物理的なSIMカードを使う場合は、端末にSIMカードを挿入するだけでよいので簡単です。
一方、eSIMを使う場合は少し手順が複雑です。
すでにpovoを利用していて、あらたに楽天モバイル(eSIM)を契約する場合は、以下手順を実施してください。
楽天モバイル(eSIM)の操作手順
- my楽天モバイルアプリにログイン
- 楽天回線の開通、モバイル通信プランを追加
- デフォルト回線(音声・メッセージ)を選択(楽天モバイルをおすすめします。)
- デフォルトのデータ通信回線を選択(楽天モバイルをおすすめします。)
文字だけで分かりにくい場合は、以下楽天公式サイトの動画をご確認ください。とてもわかりやすいです。
すでに楽天モバイルを利用していて、あらたにpovo(eSIM)を契約する場合は、以下手順を実施してください。
povo(eSIM)の操作手順
- eSIMの有効化
- モバイル通信プランを追加
- デフォルト回線(音声・メッセージ)を選択(楽天モバイルをおすすめします。)
- デフォルトのデータ通信回線を選択(楽天モバイルをおすすめします。)
povoに関しては楽天モバイルのように動画がないのですが、文章で手順化されています。
なお、ほとんどの端末ではAPN設定が必要なので、こちらも合わせて実施しましょう。
楽天モバイルとpovo併用のデメリット
ここでは楽天モバイルとpovoを併用する際のデメリットについて紹介します。
料金が高い
当然ですが、複数の回線を契約すれば料金は高くなります。
冒頭で説明した通り、楽天モバイルとpovoの併用は最安で月1,078円で利用できるため十分安いのですが、明確な目的がないのであれば楽天モバイルだけで十分です。
180日に一度は有料トッピングが必要(povo)
povoの基本料金は0円であり、データや通話等のサービス内容を「トッピング」する体系になっていますが、180日以上有料トッピングがない場合には利用停止・契約解除になってしまいます。
基本料金が無料とはいえども、半年に1回はトッピング(課金)する必要があるため、費用がかさみます。
とはいえ、最安トッピングは月330円から可能ですので、実質的には月55円でpovoを維持することができます。
トッピングには有効期限がある(povo)
povoのトッピングについては有効期限あります。
有効期限はトッピングの容量によって異なります。
トッピング | 金額 | 利用期限 |
1日使いたい放題 | 330円 | 24時間 |
データ追加1GB | 390円/回 | 7日間 |
---|---|---|
データ追加3GB | 990円/回 | 30日間 |
データ追加20GB | 2,700円/回 | 30日間 |
データ追加60GB | 6,490円/回 | 90日間 |
データ追加150GB | 12,980円/回 | 180日間 |
Rakuten Linkの通話品質が低め(楽天モバイル)
楽天モバイルでは「Rakuten Link」アプリを利用することで通話料が無料となりますが、少しだけ通話品質が悪いです。
具体的には、声が少しだけ遅れて聞こえることがあります。
ネットの口コミを見ると、場所によっては繋がりが悪かったり電話が切れることもあるようです。
ただし、私の場合はお店に電話をするなど、1分前後の会話で終わることがほとんどなので不便に感じたことはありません。
それでもどうしても気になるという人は、アプリを利用しないで電話をするのもひとつの手段です。
楽天モバイルでは、1回15分以内の通話がし放題になる月額オプション(1,100円)もあるので、品質も気にするかたはこちらのオプションに加入することをおすすめします。
楽天モバイルとpovo併用の注意点
楽天モバイルとpovoを併用する場合、ほとんどの場合はメイン機が楽天モバイル、サブ機がpovoになると思います。
楽天モバイルのデータ量については日々気にするようにしてください。
特に、月3GB前後利用する人は要注意です。
なぜかというと、楽天モバイルは3GBを境目に料金が変動します。
楽天モバイル | povo | |
月額料金 | ~3GB:1,078円 3~20GB:2,178円 20GB:3,278円 ※通信量に応じて料金が自動変動 |
基本料金なし※課金制 1GB:330円/回 3GB:990円/回 20GB:2,700円/回 60GB:6,490円/回 150GB:12,980円/回 24時間使いたい放題:330円/回 |
3GB以内であれば1,078円ですが、少しでも超えると2,178円になります。
これは1,100円の増加です。
10GB以上使う人は問題ありませんが、例えば5GB使う人であれば、楽天モバイルを3GB以内に抑えて、povoで2GBのトッピングをしたほうが安くなります。
例)5GBを使う場合の料金プラン
・楽天で5GB利用する
→2,178円
・楽天で3GB、povoで2GB利用する
→楽天モバイル1,078円 + 660円(330円×2) = 1,738円
まとめ
この記事では楽天モバイルとpovoの併用について解説しました。
メイン機を楽天モバイル、サブ機をpovoにするのが最強です。
これを機に楽天モバイルとpovoに乗り換えてみてはいかがでしょうか?
スマホなどのガジェットが大好き。
現在3台のスマホと格安SIMを使っており、常に格安SIMの価格と性能を追い求めている。