格安SIMに乗り換えたいけど、どこがよいか分からない。。
ahamoやpovo2.0ってよく聞くけど、併用して使うことはできないの?
格安SIMは多くの種類があるため、どこを選んでよいか分からない人も多いでしょう。
一方で、格安SIMは併用することが可能です。
格安SIMの併用は様々なメリットがあるため、デュアルSIM(2つの格安SIMを利用する)で運用する人も増えています。
そのなかでも、ahamoとpovo2.0の併用は特におすすめです。
この記事では、これまで様々な会社の格安SIMを使い倒している私が、ahamoとpovo2.0の併用のメリットについて解説します。
目次
ahamoとpovoを併用するメリットとは
ここでは、ahamoとpovoを併用するメリットについて紹介します。
通信障害のリスクを低減できる
ahamoとpovo2.0を併用することで、片方で通信障害が起きても、もう片方で補うことが可能です。
ahamoはdocomo回線、povo2.0はau回線であるため、片方で障害が発生してももう片方で補うことができます。
最近は地震などの災害も増えてきているため、通信障害のリスクを少なくすることは非常に重要です。
料金が安い
格安SIM最大のメリットは月額料金が安いことです。
詳しくはこの後お伝えしますが、ahamoの場合は20GBのプランを月2970円で利用できます。
また、povo2.0は基本料金が0円であり、使った分だけお金を支払う仕組みとなっています。
電話番号を2つ持てる
ahamoとpovo2.0のデュアルSIMにすることで、それぞれの回線に対して電話番号を持つことができます。
別に2つも番号いらないよ。。
と感じる人も多いかと思いますが、意外に使い道はあるのです。
具体的には、本人認証をする際に役に立ちます。
最近は、アプリやWEBサービスなどについて、複数アカウント作成を防止するためにSMS(ショートメッセージ)による本人確認が必要なものが増えてきました。
一方で、本人確認に電話番号を登録したくない人も多いのではないでしょうか。私もその一人です。
私は昔にあるサービス登録時に電話番号を入力したところ、営業の電話やショートメールが頻繁にくるようになってしまいました。
2つの電話番号があれば、片方の番号(サブ機)を本人確認用として利用することで、もう片方の番号(メイン機)に迷惑電話などが架かってくるリスクを抑えることができます。
ahamoとpovo2.0の料金プラン
ここでは、ahamoとpovo2.0それぞれの料金プランを詳しく解説します。
ahamoの料金プラン
プラン | 通常プラン (20GB) |
大盛プラン (100GB) |
月額料金 | 2,970円 | 4,950円 |
通話料 | 30秒22円 | |
通話定額プラン | 無制限:1,100円 ※大盛プランは無料 |
|
その他 | ・回線は高品質(docomo回線) ・docomoの家族割対象 ・端末同時購入で割引あり |
ahamoはデータを大量に使う人におすすめの格安SIMです。
ahamoがおすすめな理由
- 高品質なdocomo回線で大容量通信が可能
- docomoの家族割対象になる
- 端末同時購入で割引あり
品質の良いdocomo回線で大容量通信が可能
ahamoはdocomoの回線を利用しているため、どこにいても早い速度でネットを利用できます。
特に動画を楽しむことが多い人にとっては、通信速度は非常に重要です。
ahamoでは月100GBのプランが用意されているため、大容量のデータ通信をする人にとってはコスパ最強です。
大手キャリアの場合、100GB使うとなると6,000円以上かかりますが、ahamoであれば4,950円です。
月1,000円以上安くすることができるため、かなりお得です。
さらに、月100GBの大盛プランの場合、5分通話し放題のオプションが無料でついてきます。
docomoの家族割対象になる
docomoには家族割というものがあります。
2回線以上の場合は500円、3回線以上の場合は1,100円割引になっているため、例えば3人家族の場合でdocomoを利用しており、ひとりだけ別の会社に乗り換えた場合、割引額が1,100円から500円になってしまうため、家族の月額料金が上がってしまいます。
しかし、家族がdocomoを利用している場合に乗り換えた場合でも、ahamoはdocomo回線としてカウントされるため、家族の月額料金は変わないので安心です。
端末料金割引キャンペーン
ahamoに乗り換えと一緒に端末を購入した場合、最大22,000円の割引が適用されます。
以下のキャンペーンページにアクセスして端末を購入することで端末が割引になります。
povo2.0の料金プラン
購入プラン | 金額 | 利用期限 |
1日使いたい放題 | 330円 | 24時間 |
データ追加1GB | 390円/回 | 7日間 |
---|---|---|
データ追加3GB | 990円/回 | 30日間 |
データ追加20GB | 2,700円/回 | 30日間 |
データ追加60GB | 6,490円/回 | 90日間 |
データ追加150GB | 12,980円/回 | 180日間 |
povoは他の会社のプランとは異なり、使う分だけ購入するシステムです。
基本料金が0円(従量課金制)
povoの基本料金はなんと0円です。
データや通話等のサービス内容を「トッピング」とすることで、電話やデータ通信ができるようになります。
利用しない月はお金がかかりませんので、サブ機には最適な会社です。
ギガ活にて無料でデータ通信が可能
「ギガ活」とは、日常のさまざまなお店やサービスのご利用でギガ (データ) が貯まるサービスです。
例えば、ローソンで500円以上の買い物をした場合、300MB分のギガをもらうことができます。
また、スーパーマーケット「オーケー」で2,000円以上買い物をした場合は1GBもギガをもらえるのでめちゃくちゃお得です。
ほかにも多くのお店の買い物でギガをもらえますので、詳しくは公式サイトをご確認ください。
ahamoとpovo2.0でデュアルSIMを運用する際の注意点
端末の運用方法を決める必要がある
ahamoとpovo2.0を併用する場合、端末をどうするか決めるがあります。
具体的には「1台で複数回線を利用」「2台持ちをする」する2つがあります。
1台持ち(デュアルSIM) | 2台持ち | |
メリット | ・追加で端末を購入する必要がない | ・用途に応じて端末をわけることができる ・バッテリー持ちがよくなる(分散される) ・片方の端末が壊れてももう片方の端末を利用できる |
デメリット | ・電池持ちがよくない ・対応していない端末がある |
・端末料金がかかる ・持ち歩くのに手間がかかる |
1台(デュアルSIM対応端末)で複数回線を利用する
デュアルSIMの場合、複数の回線をひとつの端末で利用することが可能です。
ただし、利用する端末がデュアルSIMに対応している必要があります。
2020年以降に発売された端末であればほぼ全ての端末が対応していますが、今利用している端末を引き続き利用したい場合は自分の端末がデュアルSIMに対応しているか確認する必要があります。
なお、SIMには物理的なカードを利用する「SIM」と、デバイスに内蔵されている「eSIM」の2つがあります。
さらに細かくいうと、物理的なSIMカードは「nanoSIM」「microSIM」「標準SIM」3つの大きさがあるので注意してください。
ahamo、povoともに全てのSIM(eSIM)を利用することができます。
新たに回線を契約する場合は、利用する端末に適したSIMを選ぶようにしましょう。
なお、iphoneにおいてはSIM×eSIM、eSIM×eSIMの組み合わせに対応しており、Androidの場合はSIM×eSIMの組み合わせであることが多いです。
(端末によって異なりますので、必ず自分の利用する端末は確認してください。)
eSIMの設定方法
物理的なSIMカードを使う場合は、端末にSIMカードを挿入するだけでよいので簡単です。
一方、eSIMを使う場合は少し手順が複雑です。
すでにpovoを利用していて、あらたにahamoを契約する場合は、以下手順を実施してください。
ahamo(eSIM)の操作手順
- dアカウントよりahamoにログインする
- 申し込み手続きを実施
詳しくは公式サイトにもまとめられていますので、そちらの合わせてご確認ください。
すでにahamoを利用していて、あらたにpovo(eSIM)を契約する場合は、以下手順を実施してください。
povo(eSIM)の操作手順
- eSIMの有効化
- モバイル通信プランを追加
- デフォルト回線(音声・メッセージ)を選択(ahamoをおすすめします。)
- デフォルトのデータ通信回線を選択(ahamoをおすすめします。)
povoに関しても、公式サイトに手順が記載されています。
なお、ほとんどの端末ではAPN設定が必要なので、こちらも合わせて実施しましょう。
端末を2台持ちをする
デュアルSIMに不安がある場合は、端末を2台持ちすることをおすすめします。
端末2台持ちは、デュアルSIMに比べて準備が簡単です。
追加で契約する格安SIMと端末を買うだけでOKです。
また、端末が2台あるというのは意外に役立つことが多いです。
例えば、端末の充電が切れてしまった場合、1台持ちであれば充電するしかありませんが、2台持っていればサブ機を使えば問題ありません。
残量が少ない、後で充電しようと思いながらも、結局充電を忘れて外に出てしまうことはありませんか?
(私は結構あります。笑)
今の時代、移動の最中にスマホを使えないというのはかなりの苦痛になります。
サブ機があればそのような心配もありませんので、役に立つことが多いのです。
一方、デメリットとしては2台目の端末を買う費用が必要なことや、2台の端末を持ち運ぶのが手間という点をあげられます。
料金プランが2つしかない(ahamo)
ahamoには20GB(月2,980円)と100GB(月4,950円)の2つのプランしかありません。
データ通信をあまり行わない人にとっては割高になる可能性もあります。
180日に一度は有料トッピングが必要になる(povo)
povoの基本料金は0円であり、データや通話等のサービス内容を「トッピング」する体系になっていますが、180日以上有料トッピングがない場合には利用停止・契約解除になってしまいます。
基本料金が無料とはいえども、半年に1回はトッピング(課金)する必要があるため、費用がかさみます。
とはいえ、最安トッピングは月330円から可能ですので、実質的には月55円でpovoを維持することができます。
トッピングには有効期限がある(povo)
povoのトッピングについては有効期限あります。
有効期限はトッピングの容量によって異なります。
トッピング | 金額 | 利用期限 |
1日使いたい放題 | 330円 | 24時間 |
データ追加1GB | 390円/回 | 7日間 |
---|---|---|
データ追加3GB | 990円/回 | 30日間 |
データ追加20GB | 2,700円/回 | 30日間 |
データ追加60GB | 6,490円/回 | 90日間 |
データ追加150GB | 12,980円/回 | 180日間 |
デュアルSIMが不安な人は楽天モバイルがおすすめ
ここまではahamoとpovo2.0のデュアルSIMについて解説しました。
デュアルSIMは多くのメリットがありますが、それでも2つの格安SIMを使うことに抵抗がある人もいるかもしれません。
そのような方には楽天モバイルがおすすめです。
その理由について、くわしく解説します。
楽天モバイルがおすすめな理由
- 料金が使ったデータ量に応じて変動するので、料金に無駄がない
- 20GB以上はいくら使っても料金が変わらない(無制限)←これが最強。
- テザリングするとスマホだけでなく、パソコンやFire TV Stickなどほかの端末でも楽天回線を同時利用してネットにつなげるので、家でネットひく必要がない
- 楽天アプリの利用で通話料がタダ
通信量に応じて料金が変わる
プラン | ~3GB | 3〜20GB | 20GB〜 |
月額料金 | 1,078円 | 2,178円 | 3,278円 |
通話 | アプリ(Rakuten Link)利用で無料! | ||
通話定額プラン | 1回15分以内:1,100円 | ||
海外データ通信 | 対象国で毎月2GB無料! | ||
その他 | ・紹介キャンペーン利用で最大13000ポイント還元! ・NBA全試合無料 ・YoutubePremium初回3ヶ月無料 ・パリーグの試合が無料で見れる ・楽天マガジン&楽天ミュージックが初回90日無料 |
楽天モバイルでは通信量に応じて料金が異なります。
3GBまでであれば1,078円、20GBまでであれば2,178円、20GBを超えたらいくら使っても3,278円です。
月100GBでも200GBでも、ずっと3,278円です。
また、使わない月は自動で料金が変わるのが良いです。
どこの会社も、大抵は事前に何GBのプランにするか決める必要があります。
その点、楽天モバイルの場合は使ったデータ量に応じてプランが自動で切り替わるので、無駄がないです。
繰り返しですが、20GBを超えた場合はいくら使っても料金が3,278円です。
これが最強です。
3,278円でデータ量を無制限に使用できるところは楽天モバイルしかありえません。
これはほかの会社には絶対真似できないところです。
これが私が楽天モバイルを使う最大の理由になります。
ただ、自分はあまりデータ通信を使わないから別に、、、って思った方もいますよね?
この次に説明しますが、楽天モバイルではテザリングをすればパソコンやFire TV Stickなど他の複数の端末でネットが利用できる(同時接続可)ので、自宅や外出先などでもスマホ以外でネット使い放題になります。
テザリングを利用するとどこにいてもネット使い放題
冒頭でも説明した通り、楽天モバイルではテザリングを利用して楽天モバイルの回線をWi-Fiのように飛ばすことで、パソコンやFire TV Stickなど他の複数の端末でネット利用できる(同時接続可)ので、自宅や外出先などでもスマホ以外でネット使い放題にすることができます。
つまり、家でネットをひく必要がなくなり、すべてのネット楽天モバイルで補うことができます。
これが個人的に楽天モバイルが最強の理由です。
繰り返しになりますが、楽天モバイルは20GBを超えた場合はいくら使っても料金が3,278円です。
私の場合、パソコンを使って外で仕事をすることも多いため、楽天モバイル回線を利用して、パソコン作業をすることが多いです。
楽天モバイルアプリの利用で国内通話が無料
楽天モバイルが提供している「Rakuten Link」というアプリを利用して通話することで、国内通話が全て無料になります。
これもかなり素晴らしい点です。
かける相手がどこでも、無料で通話し放題となります。
友達同士の通話などであれば、LINEで通話できるので通話料はかかりませんが、例えば市役所などへの電話やどこかに問い合わせる時、折り返しの電話やその他企業などあらゆる通話がタダになるのは地味にありがたいです。
私は電話する機会が多いので、以前は月に1,000円くらいかかっている時もありましたが、楽天モバイルにしてからは通話料金が0円になったので助かっています。
エンタメコンテンツが無料で利用可能
楽天モバイルを契約することで下記のエンタメコンテンツを無料で視聴することができます。
下記のコンテンツに興味がある人にとってはめちゃくちゃお得ですね。
こういったのも楽天は結構太っ腹です。
無料で利用できるコンテンツ
- NBA全試合無料
- パリーグ全試合無料
- YoutubePremium初回3ヶ月無料
- 楽天マガジン&楽天ミュージックが初回90日無料
他社からの乗り換えで楽天ポイントがもらえる!
家族1人だけ格安スマホを使う場合は、絶対に紹介キャンペーンを利用してください。
使わないとめちゃくちゃ損します!
新規契約もしくはMNP以外からの乗り換えの場合は6,000円分、MNP他社からの乗り換えであればなんと13,000円分のポイントが還元されます。
大手キャリアのように、オプションの加入などは一切不要です。
SIMカード到着後に、さきほど紹介した「Rakuten Link」を使って10秒以上の通話するだけでオッケーです。
キャンペーンの詳細については下記をご覧下さい。
私からの紹介キャンペーンを受けるには以下リンクにアクセス後、画面右上の「お申込み」ボタンを押せば参加完了です。
また申し込みには楽天IDが必要となりますので、持っていない人は事前に作成してください。
\ キャンペーン実施中 /
デュアルSIMに関するよくある質問
Q:電話の発着信はどっちになるの?
着信はどちらの番号からであっても受けることが可能です。
発信の際は、都度発信する番号を選ぶ必要があります。
Q:データ通信はどのように切り替えればよいの?
機種によって若干異なりますが、基本的には「設定」→「ネットワーク」→「SIM」から簡単に切り替えることが可能です。
Q:ラインアカウントは2つ使えるの?
「アプリクローン機能」がある端末であれば可能です。
アプリクローンはツインアプリ・デュアルメッセンジャー・デュアルアプリと言われることもあります。
LINEアプリはアカウントを切り替えて利用することができないため、スマホに2つのラインアプリをインストールする必要があります。
まとめ
この記事ではahamoとpovo2.0の併用のメリットについて解説しました。
ahamoとpovo2.0の併用には多くのメリットがあります。
この機会に、みなさんもデュアルSIMを利用してみてはいかがでしょうか。
スマホなどのガジェットが大好き。
現在3台のスマホと格安SIMを使っており、常に格安SIMの価格と性能を追い求めている。