家族はみんな大手キャリアを使ってるけど、1人だけ格安SIMを使いたい
1人だけ格安SIMを使った場合、料金は安くなるの?
結論から言うと、格安スマホは家族1人だけでも安くお得に利用することができます。
その方が結果的にお得ですし、家族割に縛られている人をよく見かけます。
私以外の家族は大手キャリアを利用していますが、私だけは楽天モバイルを利用していて結果的にその方が安くなっています。
この記事では家族1人だけ格安スマホを利用する場合の料金体系や注意点を紹介します。
目次
家族1人だけでも格安スマホの方が安い
今は家族割りで契約を縛ってくる会社が多いので、ほかの家族が同じ携帯会社を使っている状態で、自分だけ格安スマホに切り替えるのは損をするかのように感じます。
しかし、自分一人だけでも絶対に格安スマホに切り替えるべきです。
3大キャリアなどの家族割の場合、家族間の通話料やメールが無料になる、というのが一般的な家族割のメリット1つ目ですが、そもそもこのLINE全盛期の時代に通話料をかけて電話している人がどのくらいいるでしょうか?
中には親がLINEを使っていない、という人もいるかと思いますが、この後紹介する楽天モバイルでは楽天のアプリを利用すればすべての通話が無料になります。
またワイモバイルなどを筆頭に、家族割によって2台目以降基本料が1,100円安くなる、というのが家族割のもう一つのメリットですが、
そもそも3大キャリアはもとの基本料金が高すぎるので、1,000円ちょっと安くなってもあまり意味がありません。
ワイモバイルは2,000円くらいにはなりますが、他の格安スマホであれば1,000円などで済むものもあります。
そもそも家族割を考慮しても、格安スマホの方が安いので格安スマホにしない意味はありません。
家族で1人だけで格安スマホにする際のおすすめ5選
乗り換え先 | 料金プラン |
楽天モバイル | 0~3GB:980円 3~20GB:1,980円 20GB~:2,980円 アプリ利用で国内通話無料! |
LINEMO | 3GB:990円 20GB:2,728円 |
ahamo | 20GB:2,970円 100GB:4,950円 (↑5分かけ放題付) |
mineo | 1GB:1,298円 5GB:1,518円 10GB:1,958円 20GB:2,178円 |
IIJmio | 2GB:850円 5GB:990円 10GB:1,500円 10GB:1,800円 20GB:2,000円 |
1位:楽天モバイル
~3GB | 3〜20GB | 20GB〜 | |
月額料金 | 980円 | 1,980円 | 2,980円 |
通話 | アプリ(Rakuten Link)利用で無料! | ||
事務手数料 | 無料 | ||
合計金額 | 980円 | 1,980円 | 2,980円 |
家族1人だけ格安スマホを使う場合、1番のおすすめは圧倒的に楽天モバイルです。
理由はいくつかありますが、主な理由は以下通りです。
楽天モバイルがおすすめな理由
- データ量に応じて料金が自動で切り替わるため、ムダがない
- 20GB以上使っても料金は最高2,980円←これが最強
- テザリングするとパソコンやFire TV Stickなどほかの端末を同時に利用できるので、家でネット回線をひく必要がない
- アプリを利用することで通話料が無料になる
- 無料でエンタメコンテンツが楽しめる
- キャンペーン利用で楽天ポイントがもらえる
データ量に応じて料金が自動で変わる
楽天モバイルは、通信量に応じて料金が異なります。
3GBまでであれば980円、20GBまでであれば1,980円、20GBを超えた場合はいくら使っても2,980円です。
他の会社の場合、ほとんどは事前に何GBのプランにするか決める必要があり、超えた分は追加料金を払うことになります。
そもそも事前にどのくらい使うかわからないし、データ量を追加したい場合の料金が1GBで500円とかめちゃくちゃ高いです。
その点、楽天モバイルの場合は使ったデータ量に応じてプランが自動で切り替わるので、一切の無駄がなくなります。
また、20GBを超えた場合はいくら使っても料金は2,980円です。
大手キャリアでは家族間でデータ量を分け合うことができます。
私も家族間でデータ量を分け合っていましたが、母親から「私がもう少し使いたいからあなたはデータ量を抑えて」と言われてケンカになったことがあります。(笑)
2,980円でデータ量を無制限に使用できるところは楽天モバイル以外はありません。
これが最強です。
ほかの会社には絶対真似できない点です。
これが私が楽天モバイルを使う最大の理由になります。
ただ、自分はそんなにデータ量使わないけど、、、って思った方もいますよね?
この次に説明しますが、楽天モバイルではテザリングをすればパソコンやFire TV Stickなど他の複数の端末を同時にネット接続できるので、自宅や外出先などでもスマホ以外でネット使い放題になるんです。
テザリングを利用するとスマホ以外もネット使い放題
テザリングを利用することで楽天モバイルの回線をWi-Fiのように飛ばして、パソコンやFire TV Stickなど他の複数の端末を同時にネット接続できるので、自宅や外出先などでもでネットが使い放題になります。
つまり、家でネットをひく必要がないので、楽天モバイルの料金(2,980円)のみで、すべてのネットを使い放題にできます。
これが個人的に楽天モバイルが最強の理由です。
さらに私の場合は、外でパソコン作業などもしたりするので、楽天モバイル回線を利用して、喫茶店や図書館などでネットを使ってパソコン作業をしています。
アプリ利用で通話料が国内通話料が無料
楽天モバイルが提供している「Rakuten Link」というアプリを利用すれば、国内通話が全て無料になります。
とはいえ、最近はLINE電話を使っている人も多いので、国内通話無料は必要ないと感じるも多いかと思います。
ただ、意外とあなどません。国内通話を利用する機会は意外とありますよ。
友達や家族などの通話などであれば、LINEで通話できるので通話料はかかりませんが、例えば市役所の公共機関に電話したい場合や、会社やサークルの飲み会などにてお店に電話する必要がある場合など、地味に活用機会は多いです。
エンタメコンテンツが無料で利用可能
楽天モバイルを契約することで下記のエンタメコンテンツを無料で視聴することができます。
特にバスケや野球などのスポーツに興味がある人にとってはめちゃくちゃ良いかなと思います。
こういったのも楽天は結構太っ腹です。
無料で利用できるコンテンツ
- NBA全試合無料
- パリーグ全試合無料
- YoutubePremium初回3ヶ月無料
- 楽天マガジン&楽天ミュージックが初回90日無料
他社からの乗り換えでポイントがもらえる!
家族1人だけ格安スマホを使う場合は、絶対に紹介キャンペーンを利用してください。
使わないとめちゃくちゃ損します!
新規契約もしくはMNP以外からの乗り換えの場合は6,000円分、MNP他社からの乗り換えであればなんと13,000円分のポイントが還元されます。
大手キャリアのように、オプションの加入などは一切不要です。
SIMカード到着後に、さきほど紹介した「Rakuten Link」を使って10秒以上の通話するだけでオッケーです。
キャンペーンの詳細については下記をご覧下さい。
私からの紹介キャンペーンを受けるには以下リンクにアクセス後、画面右上の「お申込み」ボタンを押せば参加完了です。
また申し込みには楽天IDが必要となりますので、持っていない人は事前に作成してください。
\ キャンペーン実施中 /
2位:LINEMO
プラン | 月額料金 |
ミニプラン(~3GB) | 990円 |
スマホプラン(~20GB) | 2,728円 |
2つめのおすすめはLINEMOです。
LINEMOでは3GBまでのミニプラン、20GBまでのスマホプランの2つのプランがあります。
LINEMOがおすすめな理由
- LINE利用はデータ量が消費されない
- 豊富なキャンペーン多数
LINE利用はデータ量が消費されない
LINEMOでは、LINEトーク、音声通話、ビデオ通話などのデータ量が消費されない「LINEギガフリー」という機能があります。
データ量が消費されないだけではなく、データ量を使い切ってしまったとしてもLINEだけは通信速度が落ちることがないのでめちゃくちゃすごいです。
今の時代、友達や家族とのやり取りのほとんどはLINEで済ましている人が多いと思います。
私も、友達と何時間も通話することがよくあります。(笑)
LINEが使い放題ということは、通話料は無料みたいなものですし、データ通信もかなり節約することができます。
特に、ビデオ通話やLINE VOOM(旧:タイムライン)の投稿などのデータを多く使うLINEアプリ機能を頻繁に利用するけど、LINE以外のアプリはあまり使わない人の場合にとってはLINEMOが一番お得な選択になります。
なお、LINEギガフリーは一部のLINE機能においてはデータ量が消費されますので注意が必要です。
データ量が消費されるLINE機能
- トークでの位置情報の共有
- トークでのShoppin’トークやジフマガの利用
- トークでのみんなで見る機能によるYouTube閲覧
- Liveの利用
- ニュース記事詳細の閲覧
- OpenChatの利用
- スタンプショップ、着せかえショップの利用
- LINEファミリーサービスの利用
豊富なキャンペーン
LINEMOではたくさんのお得なキャンペーンを実施しています。
そのなかでも得におすすめなのがPayPayポイントプレゼントキャンペーンです。
月3GBまでのミニプランの場合、2,970円分のPayPayポイントがもらえます。
月20GBまでのスマホプランの場合はなんと10,000円分のPayPayがもらえます!
スマホプランは月2,728円ですので、実質3ヶ月無料となるためめちゃくちゃお得です。
ただし、ソフトバンクやワイモバイルから乗り換えの場合は対象外なので注意が必要です。
3位:ahamo
プラン | 月額料金 |
通常プラン(~20GB) | 2,970円 |
大盛プラン(~100GB) | 4,950円 |
3つめのおすすめはahamoです。
ahamoはデータを大量に使う人には特におすすめです。
ahamoがおすすめな理由
- 高品質な回線で大容量通信が可能
- docomoの家族割対象になる
- 端末同時購入で割引あり
品質の良い回線で大容量通信が可能
ahamoはdocomoの回線を利用しているため、どこにいても安定した速度でネットを利用できます。
特に動画を楽しむことが多い人にとっては、通信速度は非常に重要です。
ahamoでは月100GBのプランが用意されているため、外でたくさん動画を見る人にとってはコスパ最強です。
大手キャリアの場合、100GB使うとなると6,000円以上かかりますが、ahamoであれば4,950円です。
月1,000円以上安くすることができるためめちゃくちゃお得です。
さらに、月100GBの大盛プランの場合、5分通話し放題のオプションが無料でついてきます。
1回で5分間であっても、お店の予約やキャンセルなどであれば十分な時間なので、このサービスはありがたいです。
docomoの家族割対象になる
docomoには家族割というものがあります。
2回線以上の場合は500円、3回線以上の場合は1,100円割引になっているため、例えば3人家族の場合でdocomoを利用しており、ひとりだけ別の会社に乗り換えた場合、割引額が1,100円から500円になってしまうため、家族の月額料金が上がってしまいます。
しかし、家族がdocomoを利用している場合に1人だけahamoに乗り換えた場合でも、ahamoはdocomo回線としてカウントされるため、家族の月額料金は変わりません。
(ahamoでは家族割は適用されませんが、割引はなくても十分お得に使えます。)
端末料金割引キャンペーン
ahamoに乗り換えと一緒に端末を購入した場合、最大22,000円の割引が適用されます。
以下のキャンペーンページにアクセスして端末を購入することで端末が割引になります。
4位:mineo
4つめのおすすめはmineoです。
mineoは他の会社とは違う独特のプランがあることが特徴です。
動画やゲームはあまりしないけど、スマホを触ることが多い人におすすめの会社です。
mineoがおすすめな理由
- 通信速度を固定すればネット使い放題
- 端末同時購入で割引あり
速度固定でネットが使い放題
mineoでは速度に応じた料金プランがあります。
プラン | 月額料金 |
プレミアム(最大3Mbps) | 2,200円 |
スタンダード(最大1.5Mbps) | 990円 |
ライト(最大300kbps) | 660円 |
スーパーライト(最大32kbps) | 250円 |
このなかでもスタンダードプランがおすすめです。
スマホの回線速度は40~80Mbpsくらいなので、それに比べると低速ではありますが、実は1.5Mbpsでもできることは多いのです。
1.5Mbpsの通信速度でできること
- YouTube(標準画質)
- ニュースサイトの閲覧
- 音楽視聴
- LINE全般
- ビデオ電話
- Googleマップ(カーナビ利用)
youtubeが問題なく見れるのは意外ですよね。
データ使いたい放題で月990円で利用できるのはmineoだけですので、通信速度を気にしない人におすすめできる会社です。
他社からの乗り換えで端末が最大26,400円割引
mineoでは他社からの乗り換えで端末が最大26,400円割引になります。
端末によって割引額が異なりますので、詳細は公式サイトを確認してください。
5位:IIJmio
プラン | 月額料金 |
~2GB | 850円 |
~5GB | 990円 |
~10GB | 1,500円 |
~15GB | 1,800円 |
~20GB | 2,000円 |
5つめのおすすめはIIJmioです。
IIJmioはデータ利用量ごとに複数の料金プランが用意されています。
IIJmioがおすすめな理由
- 通話定額プランがある
- 端末同時購入で割引あり
選べる通話定額プラン
IIJmioではデータ通信だけではなく、通話定額プランも用途に応じて選択することができます。
(定額プラン非加入時の通話料は22秒30円です。)
プラン | 月額料金 |
1回5分以内 | 500円 |
1回10分以内 | 700円 |
無制限 | 1,400円 |
他社からの乗り換えで端末が最大23,780円割引
IIJmioでは他社からの乗り換えで端末が最大26,400円割引になります。
端末によって割引額が異なりますので、詳細は公式サイトを確認してください。
家族で1人だけで格安スマホを使うメリット
月額料金を抑えることができる
家族で1人だけで格安スマホを使う一番のメリットは月額料金を抑えることができる点につきます。
格安SIMより大手キャリアが安いということはほとんどありません。
特にあまりデータ通信を使わない人は、月々の料金が1,000円くらいに抑えることができるので、特におすすめです。
料金プランがシンプル
料金プランがシンプルなところも格安スマホの良いところです。
この記事を作成するにあたり大手キャリアの料金プランを見たのですが、プランが多すぎますし、割引条件やオプションが多すぎて何を選べばよいかめちゃくちゃわかりにくかったです。(笑)
格安スマホはシンプルな料金プランであることが多く、ムダなオプションもないので非常にわかりやすいです。
好きな携帯会社を契約できる
家族で1人だけで格安スマホを使う場合は好きなタイミングで好きな会社を選べるのがおすすめです。
特に最近は顧客獲得のために各社様々なキャンペーンを実施しています。
お得なキャンペーンがあれば乗り換えるなど、自分に合った動きをすることができます。
家族で1人だけで格安スマホを使うデメリット
家族間の通話料がかかる
大手キャリアの場合、家族割のおかげで家族間の通話が無料になっています。
家族で1人だけで格安スマホを利用することで家族割から外れてしまい、家族間の通話にお金がかかるようになります。
ただ、最近はLINE通話などの無料通話サービスがありますので、そこまでのデメリットにはなりません。
家族の利用料金があがる
家族で1人だけで格安スマホを使うことで、家族の利用料金が上がる可能性があります。
大手キャリアの場合、2回線以上の場合は500円、3回線以上の場合は1,100円割引になっているので、2人家族や3人家族の場合は家族の基本料金が上がることになります。
自分が利用できなくなるだけではなく、場合によっては残りの家族の料金が上がる可能性もあります。
家族で1人だけで格安スマホに乗り換えるときの注意点
メールアドレスを引き継ぐ場合は有料
格安スマホへ乗り換える場合、原則メールアドレスを引き継ぐことができません。
大手キャリアの場合、メールアドレスを引継ぎしたい場合はオプションに加入する必要があります。
キャリア | 引継ぎ料金(年額) |
docomo | 3,960円 |
au | 3,960円 |
ソフトバンク | 3,300円 |
乗り換え元の解約月の料金に注意する
格安スマホへ乗り換える際、乗り換え元の解約月の料金に注意してください。
特に日割り計算がない場合は注意が必要です。
大手キャリアの場合、docomoとソフトバンクは日割りがないので、月末に乗り換えをすることをおすすめします。
キャリア | 日割り |
docomo | 不可 |
au | 可 |
ソフトバンク | 不可 |
まとめ
この記事では家族1人だけ格安スマホを利用する場合の料金体系や注意点を紹介しました。
家族1人だけでもお得に利用することが可能です。
これを機に格安SIMに乗り換えてみてはいかがでしょうか?
スマホなどのガジェットが大好き。
現在3台のスマホと格安SIMを使っており、常に格安SIMの価格と性能を追い求めている。