povo2.0をデュアルSIMとして使ってみたい。
povo2.0の評判は?
povo2.0は多くの人がデュアルSIMで使っており、評判の良い格安SIMです。
一方で、povo2.0と組み合わせる回線は何がよいのか、povo2.0にデメリットはないかなど、気になることもたくさんあるかと思います。
この記事では、これまで様々な会社の格安SIMを使い倒している私が、povo2.0のメリットデメリットや、povo2.0と組み合わせるのにおすすめの格安SIMについて、2024年最新の情報を解説します。
目次
povo2.0をデュアルSIMで利用するメリット
そもそもとして、povo2.0をデュアルSIMで使うメリットを整理します。
なお、以降は「メイン回線」「サブ回線」という言葉がたくさんでてきますが、povo2.0はサブ回線で運用するものであると捉えてください。
メイン回線の通信障害に対応できる
デュアルSIMにて複数のSIM(回線)を持つことで、メイン回線にて通信障害があった際もスマホのデータ通信が利用できます。
また、最近は時間帯や場所によって電波が繋がりにくいところも多いです。
メイン回線が繋がらない場合はサブ回線を使うなど、臨機応変に使い分けることで常に安定したスピードでスマホを使うことができます。
用途に応じて回線を使い分けることができる
デュアルSIMにて運用することで、用途に応じて電話やアプリを使い分けることができます。
別に使い分ける必要はないよ。。
と感じる方も多いかもしれませんが、意外と使い道はあるのです。
例えば、メイン回線をプライベート用、サブ回線を仕事用といったように、目的に応じて使い分けると便利です。
このほかにも、動画視聴などデータ使用量の多いことに使うときはメイン回線、LINEなどのデータをあまり消費しないことをするときはサブ回線にするなど、用途に応じて使い分けても便利です。
電話番号を2つ持てる
povo2.0のデュアルSIMにすることで、それぞれの回線に対して電話番号を持つことができます。
別に2つも番号いらないよ。。
と感じる人も多いかと思いますが、意外に使い道はあるのです。
具体的には、本人認証をする際に役に立ちます。
最近は、アプリやWEBサービスなどについて、複数アカウント作成を防止するためにSMS(ショートメッセージ)による本人確認が必要なものが増えてきました。
一方で、本人確認に電話番号を登録したくない人も多いのではないでしょうか。私もその一人です。
私は昔にあるサービス登録時に電話番号を入力したところ、営業の電話やショートメールが頻繁にくるようになってしまいました。
2つの電話番号があれば、片方の番号(サブ機)を本人確認用として利用することで、もう片方の番号(メイン機)に迷惑電話などが架かってくるリスクを抑えることができます。
povo2.0の料金プラン
ここでは、povo2.0の料金プランについて詳しく解説します。
購入プラン | 金額 | 利用期限 |
1日使いたい放題 | 330円 | 24時間 |
1日データ使い放題7日×12回 | 9,834円 (1回あたり約117円) |
160日 |
データ追加1GB | 390円/回 | 7日間 |
---|---|---|
データ追加3GB | 990円/回 | 30日間 |
データ追加20GB | 2,700円/回 | 30日間 |
データ追加60GB | 6,490円/回 | 90日間 |
データ追加150GB | 12,980円/回 | 180日間 |
povo2.0は他の会社のプランとは異なり、使う分だけデータを購入するシステムです。
基本料金が0円(従量課金制)
povo2.0の基本料金はなんと0円です。
データや通話等のサービス内容を「トッピング」とすることで、電話やデータ通信ができるようになります。
利用しない月はお金がかかりませんので、サブ機には最適な会社です。
さらに、2024年4月より「1日データ使い放題7日×12回」プランをリリースしました。
1日あたり約117円、1ヶ月あたり3,278円でデータ使い放題となるめちゃくちゃお得なプランです。
ギガ活にて無料でデータ通信が可能
「ギガ活」とは、日常のさまざまなお店やサービスのご利用でギガ (データ) が貯まるサービスです。
例えば、ローソンで500円以上の買い物をした場合、300MB分のギガをもらうことができます。
また、スーパーマーケット「オーケー」で2,000円以上買い物をした場合は1GBもギガをもらえるのでめちゃくちゃお得です。
ほかにも多くのお店の買い物でギガをもらえますので、詳しくは公式サイトをご確認ください。
【2024年最新】povo2.0と組み合わせが良い格安SIM5選
ここでは、povo2.0との組み合わせるメイン回線について、おすすめの回線を全部で5つ紹介します。
楽天モバイル
プラン | ~3GB | 3〜20GB | 20GB〜 |
月額料金 | 1,078円 | 2,178円 | 3,278円 |
通話 | アプリ(Rakuten Link)利用で無料! | ||
通話定額プラン | 1回15分以内:1,100円 | ||
海外データ通信 | 対象国で毎月2GB無料! | ||
その他 | ・紹介キャンペーン利用で最大13000ポイント還元! ・NBA全試合無料 ・YoutubePremium初回3ヶ月無料 ・パリーグの試合が無料で見れる ・楽天マガジン&楽天ミュージックが初回90日無料 |
1番のおすすめは圧倒的に、楽天モバイルです。
私は今までいろいろな携帯会社を使ってきましたが、今後は楽天モバイルから変える予定はないです。
それくらい楽天モバイルが最強です。
その理由について、この後くわしく解説します。
楽天モバイルがおすすめな理由
- 料金が使ったデータ量に応じて変動するので、料金に無駄がない
- 20GB以上はいくら使っても料金が同じ(無制限)←これが最強。
- テザリングでパソコンなど他の端末でも楽天回線を同時利用できるので、家にネットをひく必要がない
- 楽天アプリの利用で通話料がタダ
今なら楽天モバイル契約で最大13,000円相当のポイントをゲット!
申し込みには楽天IDが必要となりますので、持っていない人は事前に会員登録してください。
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通信量に応じて料金が変わる
楽天モバイルでは通信量に応じて料金が異なります。
3GBまでであれば1,078円、20GBまでであれば2,178円、20GBを超えたらいくら使っても3,278円です。
また、3GB以上使ってしまった月は自動で料金が変わるのが良いです。
他の会社の場合、大抵は事前に何GBのプランにするか決めて、超えた分は追加料金を払う形になります。
そもそも事前にどのくらい使うかわからないし、超えたときの追加料金が1GBで500円とかめちゃくちゃ高いです。
その点、楽天モバイルの場合は使ったデータ量に応じてプランが自動で切り替わるので、無駄がないです。
繰り返しですが、20GBを超えた場合はいくら使っても料金が3,278円です。
これが最強です。
3,278円でデータ量を無制限に使用できるところは楽天モバイルしかありえません。
これはほかの会社には絶対真似できないところです。
これが私が楽天モバイルを使う最大の理由になります。
ただ、自分はあまりデータ量を使うことがないけど、、、って思った方もいますよね?
この次に説明しますが、楽天モバイルではテザリングをすればパソコンやFire TV Stickなど他の複数の端末でネットが利用できる(同時接続可)ので、自宅や外出先などでもスマホ以外でネット使い放題になります。
テザリングを利用するとどこにいてもネット使い放題
冒頭でも説明した通り、楽天モバイルではテザリングを利用して楽天モバイルの回線をWi-Fiのように飛ばすことで、パソコンやFire TV Stickなど他の複数の端末でネット利用できる(同時接続可)ので、自宅や外出先などでもスマホ以外でネット使い放題にすることができます。
つまり、家でネットをひく必要がなくなり、楽天モバイルの料金(3,278円)のみで、すべてのネットを使い放題にできます。
これが個人的に楽天モバイルが最強の理由です。
繰り返しとなりますが、楽天モバイルは20GBを超えた場合はいくら使っても料金が3,278円です。
私はパソコンを使って外で仕事をすることも多いため、楽天モバイル回線を利用して喫茶店などで仕事をする際に助かっています。
楽天モバイルアプリの利用で国内通話が無料
楽天モバイルが提供している「Rakuten Link」というアプリを利用して通話することで、国内通話が全て無料になります。
これもかなり素晴らしい点です。
かける相手がどこでも、無料で通話し放題となります。
友達同士の通話などであれば、LINEで通話できるので通話料はかかりませんが、例えば市役所などへの電話やどこかに問い合わせる時、折り返しの電話やその他企業などあらゆる通話がタダになるのは地味にありがたいです。
私は電話する機会が多いので、以前は月に1,000円くらいかかっている時もありましたが、楽天モバイルにしてからは通話料金が0円になったのでとても助かっています。
エンタメコンテンツが無料で利用可能
楽天モバイルを契約することで下記のエンタメコンテンツを無料で視聴することができます。
下記のコンテンツに興味がある人にとってはめちゃくちゃお得ですね。
こういったのも楽天は結構太っ腹です。
無料で利用できるコンテンツ
- NBA全試合無料
- パリーグ全試合無料
- YoutubePremium初回3ヶ月無料
- 楽天マガジン&楽天ミュージックが初回90日無料
他社からの乗り換えで楽天ポイントがもらえる!
家族1人だけ格安スマホを使う場合は、絶対に紹介キャンペーンを利用してください。
使わないとめちゃくちゃ損します!
新規契約もしくはMNP以外からの乗り換えの場合は6,000円分、MNP他社からの乗り換えであればなんと13,000円分のポイントが還元されます。
大手キャリアのように、オプションの加入などは一切不要です。
SIMカード到着後に、さきほど紹介した「Rakuten Link」を使って10秒以上の通話するだけでオッケーです。
キャンペーンの詳細については下記をご覧下さい。
私からの紹介キャンペーンを受けるには以下リンクにアクセス後、画面右上の「お申込み」ボタンを押せば参加完了です。
また申し込みには楽天IDが必要となりますので、持っていない人は事前に作成してください。
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LINEMO
プラン | 月額料金 |
ミニプラン(3GB) | 990円 |
スマホプラン(20GB) | 2,728円 |
次におすすめしたいのはLINEMOです。
LINEMOでは3GBまでのミニプラン、20GBまでのスマホプランの2つのプランがあります。
LINEMOがおすすめな理由
- LINE利用はデータ量が消費されない
- 豊富なキャンペーン多数
LINE利用はデータ量が消費されない
LINEMOの最大の特徴は、LINEトーク、音声通話、ビデオ通話などのデータ量が消費されない「LINEギガフリー」機能です。
データ量が消費されないだけではなく、データ量を使い切ってしまったとしてもLINEだけは通信速度が落ちることがないのでめちゃくちゃ強いです。
今の時代、友達や家族とのやり取りのほとんどはLINEで済ましている人が多いのではないでしょうか。
私も、友達と何時間も通話することがよくあります。(笑)
LINEが使い放題ということは、通話料は無料みたいなものですし、データ通信もかなり節約することができます。
なお、LINEギガフリーは一部のLINE機能においてはデータ量が消費されますので注意が必要です。
データ量が消費されるLINE機能
- トークでの位置情報の共有
- トークでのShoppin’トークやジフマガの利用
- トークでのみんなで見る機能によるYouTube閲覧
- Liveの利用
- ニュース記事詳細の閲覧
- OpenChatの利用
- スタンプショップ、着せかえショップの利用
- LINEファミリーサービスの利用
豊富なキャンペーン
LINEMOではたくさんのお得なキャンペーンを実施しています。
そのなかでも得におすすめなのがPayPayポイントプレゼントキャンペーンです。
月3GBまでのミニプランの場合、2,970円分のPayPayポイントがもらえます。
月20GBまでのスマホプランの場合はなんと10,000円分のPayPayがもらえます!
スマホプランは月2,728円ですので、実質3ヶ月無料となるためめちゃくちゃお得です。
ただし、ソフトバンクやワイモバイルから乗り換えの場合は対象外なので注意してください。
mineo
次におすすめしたいのはmineoです。
mineoは他の会社とは違う独特のプランがあることが特徴です。
mineoがおすすめな理由
- 通信速度固定であればネット使い放題
- 端末同時購入で割引あり
mineoがおすすめな理由
- 通信速度固定であればネット使い放題
- 端末同時購入で割引あり
速度固定をすることでネットが使い放題
mineoでは速度に応じた料金プランがあるのが特徴です。
プラン | 月額料金 |
プレミアム(最大3Mbps) | 2,200円 |
スタンダード(最大1.5Mbps) | 990円 |
ライト(最大300kbps) | 660円 |
スーパーライト(最大32kbps) | 250円 |
このなかでも最大速度1.5Mbpsのスタンダードプランをおすすめします。
一般的に、スマホの回線速度は40~80Mbpsくらいなので、それに比べると低速ではありますが、実は1.5Mbpsでもできることは多いのです。
1.5Mbpsの通信速度でできること
- YouTube(標準画質)
- ニュースサイトの閲覧
- 音楽視聴
- LINE全般
- ビデオ電話
- Googleマップ(カーナビ利用)
今回の記事を作成するにあたり改めて調べてみたのですが、youtubeが問題なく見れるのは意外でした。
データ使いたい放題で月990円で利用できるのはmineoだけですので、通信速度を気にしない人におすすめできる会社です。
他社からの乗り換えで端末が最大26,400円割引
mineoでは他社からの乗り換えで端末が最大26,400円割引になります。
端末によって割引額が異なりますので、詳細は公式サイトを確認してください。
IIJmio
プラン | 月額料金 |
2GB | 850円 |
5GB | 990円 |
10GB | 1,500円 |
15GB | 1,800円 |
20GB | 2,000円 |
次におすすめしたいのはIIJmioです。
IIJmioはデータ利用量ごとに複数の料金プランが用意されています。
IIJmioがおすすめな理由
- 通話定額プランがある
- 端末同時購入で割引あり
選べる通話定額プラン
IIJmioではデータ通信だけではなく、通話定額プランも用途に応じて選択することができます。
(定額プラン非加入時の通話料は22秒30円です。)
プラン | 月額料金 |
1回5分以内 | 500円 |
1回10分以内 | 700円 |
無制限 | 1,400円 |
他社からの乗り換えで端末が最大23,780円割引
IIJmioでは他社からの乗り換えで端末が最大26,400円割引になります。
端末によって割引額が異なりますので、詳細は公式サイトを確認してください。
NUROモバイル
プラン | 月額料金 |
VLプラン(3GB) | 792円 |
VLプラン(5GB) ・バリューデータフリー ・Gigaプラス3GB付与 |
990円 |
VLプラン(10GB) ・バリューデータフリー ・Gigaプラス6GB付与 |
1,485円 |
VLLプラン(15GB) ・バリューデータフリー ・Gigaプラス9GB付与 |
1,790円 |
NEOプラン(20GB) ・NEOデータフリー ・Gigaプラス15GB付与 |
2,699円 |
次におすすめしたいのはNUROモバイルです。
NUROモバイルは特定のアプリのデータ通信が加算されないプランがあります。
NUROモバイルがおすすめな理由
- 対象アプリに関するデータ利用が無料
- 3ヶ月に1回データ量が上乗せされる
- 不要な端末の下取りサービス
LINEが無料になる「バリューデータフリー」
NUROモバイルではLINEの対象機能をご利用時に、データ通信量を消費しない「バリューデータフリー」サービスがあります。
仮にデータ通信を使いすぎてしまっても、これらの機能はデータ通信を消費しないため速度制限がかかりません。
月ごとのデータ通信は全て動画視聴などのギガを消費することに使えるため非常にお得です。
これがNUROモバイル一番の強みです。
ただし、上記アプリの一部機能についてはデータ通信を消費してしまうので注意が必要です。
詳しくは公式サイトを確認してください。
SNSが無料になる「バリューデータフリー」
NUROモバイルでは、LINE・X(旧Twitter)・Instagram・TikTokの利用にデータ通信量を消費しない「NEOデータフリー」があります。
仮にデータ通信を使いすぎてしまっても、これらの機能はデータ通信を消費しないため速度制限がかかりません。
月ごとのデータ通信は全て動画視聴などのギガを消費することに使えるため非常にお得です。
これがNUROモバイル一番の強みです。
ただし、上記アプリの一部機能についてはデータ通信を消費してしまうので注意が必要です。
詳しくは公式サイトを確認してください。
3ヶ月毎にデータ容量を追加で受け取れる
NUROモバイルでは3ヶ月毎にデータ容量を追加で受け取れる「Gigaプラス」というサービスがあります。
さきほど紹介したバリュープランの場合、3ヶ月毎に3~15GBを追加で受け取れます。
実質、月1~5GBを無料で使えるのでめちゃくちゃお得です。
追加で受け取ったギガはその月のうちに使い切ってもよいですし、翌月以降に分散して使うこともできるため、ムダがありません。
不要な端末を下取りしてくれる
NUROモバイルでは不要になった端末を下取りしてくれるキャンペーンを実施しております。
新しく端末を購入予定にとっては端末を安く買うことができるのでおすすめです。
povo2.0とおすすめの組み合わせは?
さきほどはpovo2.0との組み合わせるのにおすすめの格安SIMを5つ紹介しました。
どの格安SIMと組み合わせるかについては、人それぞれ異なります。
ここでは、利用用途に応じておすすめしたい格安SIMを紹介します。
総合力は楽天モバイル
総合力は楽天モバイル一択です。
一番のメリットは、月3,278円でネットが使い放題なところでしょう。
料金も自動で切り替わるため、使わなかったときは月1,078円しかかからないところも魅力のひとつです。
通話料金が無料な点も魅力です。
データ通信無制限ならmineo
データを無制限で使いたい かつ 料金を抑えたい場合はmineoがおすすめです。
最大1.5Mbpsで問題なければ、月990円で利用することが可能です。
LINE利用が多い人はLINEMO
LINEの利用が多い人にとっては、LINEのデータ通信量がかからないLINEMOがおすすめです。
ただし、さきほど説明したように一部機能についてはデータ通信が発生しますので注意が必要です。
povo2.0をデュアルSIMで運用する際の注意点
ここでは、デュアルSIMを運用する際の注意点をいくつか紹介します。
双方のメリットを整理する
デュアルSIMは双方のメリットを活かすことではじめて役立ちます。
メリットを活かすことができないのであれば、わざわざデュアルSIMにする必要ありません。
基本的には、
大手キャリアのメリット = 品質
格安SIMのメリット = 料金・独自サービス
と捉えてください。
また、povo2.0はau回線を利用しています。
もう片方の回線もau回線だと「ネットワーク障害時にもう片方の回線を利用する」メリットがなくなってしまうので、必ずau回線以外を選ぶようにしましょう。
SIM・eSIMの違いを理解する
デュアルSIMを運用するにあたり、SIM・eSIMの違いを理解する必要があります。
SIMはデータ通信をするために必要な物理的なカードです。
これはほとんどの人が知っていると思います。
一方、eSIMは物理的なカードは存在しません。
端末に内蔵されているようなイメージです。
iPhoneの場合、XS・XR以降の端末であればデュアルSIMに対応しているのですが、物理SIM2枚を利用することはできず、片方をeSIMにする必要があります。
端末の運用方法を決める必要がある
povo2.0をデュアルSIMで運用する場合、端末をどうするか決めるがあります。
具体的には「1台で複数回線を利用」「2台持ちをする」する2つがあります。
1台持ち(デュアルSIM) | 2台持ち | |
メリット | ・追加で端末を購入する必要がない | ・用途に応じて端末をわけることができる ・バッテリー持ちがよくなる(分散される) ・片方の端末が壊れてももう片方の端末を利用できる |
デメリット | ・電池持ちがよくない ・対応していない端末がある |
・端末料金がかかる ・持ち歩くのに手間がかかる |
1台(デュアルSIM対応端末)で複数回線を利用する
デュアルSIMの場合、複数の回線をひとつの端末で利用することが可能です。
ただし、利用する端末がデュアルSIMに対応している必要があります。
2020年以降に発売された端末であればほぼ全ての端末が対応していますが、今利用している端末を引き続き利用したい場合は自分の端末がデュアルSIMに対応しているか確認する必要があります。
なお、SIMには物理的なカードを利用する「SIM」と、デバイスに内蔵されている「eSIM」の2つがあります。
さらに細かくいうと、物理的なSIMカードは「nanoSIM」「microSIM」「標準SIM」3つの大きさがあるので注意してください。
新たに回線を契約する場合は、利用する端末に適したSIMを選ぶようにしましょう。
なお、iphoneにおいてはSIM×eSIM、eSIM×eSIMの組み合わせに対応しており、Androidの場合はSIM×eSIMの組み合わせであることが多いです。
(端末によって異なりますので、必ず自分の利用する端末は確認してください。)
eSIMの設定方法
物理的なSIMカードを使う場合は、端末にSIMカードを挿入するだけでよいので簡単です。
一方、eSIMを使う場合は少し手順が複雑です。
すでにpovo2.0を利用していて、あらたに別の回線を契約する場合は、以下手順を実施してください。
別回線の操作手順
- 各回線のログイン画面にアクセスする
- 申し込み手続きを実施
詳しくは各携帯会社の公式サイトにもまとめられていますので、ご確認ください。
すでに別の回線を利用していて、あらたにpovo(eSIM)を契約する場合は、以下手順を実施してください。
povo(eSIM)の操作手順
- eSIMの有効化
- モバイル通信プランを追加
- デフォルト回線(音声・メッセージ)を選択(povo以外の回線をおすすめします。)
- デフォルトのデータ通信回線を選択(povo以外の回線をおすすめします。)
povoに関しても、公式サイトに手順が記載されています。
なお、ほとんどの端末ではAPN設定が必要なので、こちらも合わせて実施しましょう。
端末を2台持ちをする
デュアルSIMに不安がある場合は、端末を2台持ちすることをおすすめします。
端末2台持ちは、デュアルSIMに比べて準備が簡単です。
追加で契約する格安SIMと端末を買うだけでOKです。
また、端末が2台あるというのは意外に役立つことが多いです。
例えば、端末の充電が切れてしまった場合、1台持ちであれば充電するしかありませんが、2台持っていればサブ機を使えば問題ありません。
残量が少ない、後で充電しようと思いながらも、結局充電を忘れて外に出てしまうことはありませんか?
(私は結構あります。笑)
今の時代、移動の最中にスマホを使えないというのはかなりの苦痛になります。
サブ機があればそのような心配もありませんので、役に立つことが多いのです。
一方、デメリットとしては2台目の端末を買う費用が必要なことや、2台の端末を持ち運ぶのが手間という点をあげられます。
povo2.0をデュアルSIMで併用する際のデメリット
ここではpovo2.0をデュアルSIMで運用する際のデメリットについて紹介します。
料金が高くなることがある
当然ですが、複数の回線を契約すれば料金は高くなります。
ただし、それでも大手回線よりははるかに安いので十分おすすめです。
180日に一度は有料トッピングが必要
povo2.0の基本料金は0円であり、データや通話等のサービス内容を「トッピング」する体系になっていますが、180日以上有料トッピングがない場合には利用停止・契約解除になってしまいます。
基本料金が無料とはいえども、半年に1回はトッピング(課金)する必要があるため、費用がかさみます。
とはいえ、最安トッピングは月330円から可能ですので、実質的には月55円でpovo2.0の回線を維持することができます。
トッピングには有効期限がある
povo2.0のトッピングについては有効期限あります。
有効期限はトッピングの容量によって異なります。
トッピング | 金額 | 利用期限 |
1日使いたい放題 | 330円 | 24時間 |
1日データ使い放題7日×12回 | 9,834円 | 160日 |
データ追加1GB | 390円/回 | 7日間 |
---|---|---|
データ追加3GB | 990円/回 | 30日間 |
データ追加20GB | 2,700円/回 | 30日間 |
データ追加60GB | 6,490円/回 | 90日間 |
データ追加150GB | 12,980円/回 | 180日間 |
まとめ
この記事では、povo2.0をデュアルSIMで運用する方法について解説しました。
デュアルSIMはメリットデメリットがありますが、それらの特性を考慮して、みなさんに合った格安SIMを組み合わせることではじめて真価を発揮します。
この記事が、みなさんの生活を少しでも豊かにすることに繋がれば幸いです。
スマホなどのガジェットが大好き。
現在3台のスマホと格安SIMを使っており、常に格安SIMの価格と性能を追い求めている。