8月より変更がある格安SIMのIIJmioとmineo、今どちらのプランに申し込もうかなと気になっている方も多いと思います。
iijmioとmineoの両方を使用中の私から、各プランの違いや、それぞれどんな使い方の人におすすめなのかを比較しご紹介していきます。
是非最後までご覧ください。
目次
2025年8月からのIIJmio&mineoの料金について
IIJmioとmineoの2つのプランは格安SIMの中でも使っている人が多く、上位を占めています。
これから格安SIMにしようかなとお考えの方の中でも、料金プランやキャンペーンが魅力的なこの2社を検討する方は多いでしょう。
IIJmioはドコモまたはau回線、mineoはドコモ・au・ソフトバンクの3社から回線を選択できます。
8月からの料金プランはご覧の通りです。
IIJmioは、20G以上のプランを契約した場合は5GB増量となり、5GBのプランが月額950円、10Gのプランが1,400円へそれぞれ値下げされます。
また35Gのプランは2,400円に値下げされます。
対してmineoは8月から50Gのプランが新たに選べるようになるほか、速度制限付きで使い放題になる「マイそくプレミアム」プランでは、通信速度が3Mbpsから5Mbpsへとアップします。
決まったデータ容量で使えるプランを両者で比較すると、あまりデータ通信を使わない人はIIJmioが、たくさんデータ通信を使いたい人はmineoが良いように思えますよね。
ただmineoには先ほども少しご紹介したとおり、速度制限があるなかで使い放題になるマイそくプランが選択できます。
「マイピタ」プランにも、規定のデータ通信量を使い切った後や、高速通信をオフにして低速状態で使いたい時に1.5Mbpsという通信速度で使えるオプション「パケット放題Plus」があるなど、独自の使い方ができます。
他社の格安SIMと料金を比較した場合、安さは日本通信が頭1つ抜けていますが、IIJmioとmineoともにお得に使える特典が多くありますので、料金を確認の上、どちらのプランにするか判断するのが良いと思います。
IIJmioのメリット
まずIIJmioのメリットをまとめるとこのようになります。
・余ったデータ量を翌月に繰り越すことができる
・データシェアが可能
・長期利用特典があり、端末代金の割引やデータ量がもらえる
・家族で使っていると各回線100円割引になる
・高速通信を消費したくない時は低速にすることができる
・データ通信専用の月額料金が安い
・契約時のキャンペーンで月額料金が安くなる
・専用アプリを使わずとも通話料は30秒につき11円
・通話かけ放題オプションが3種類から選べる
・契約時に端末を割引価格で購入できる
ご紹介したようなメリットがありますが、実はmineoでもほぼ同様の特典を利用できます。
mineoのメリット
mineoの主なメリットをご紹介します。
・余ったデータ量を翌月に繰り越すことができる
・さらにパケット放題Plusのおかげで、ある意味使い放題で利用できる
・平日の昼にあまりデータ通信を使わない時は「譲るね」宣言をし、達成した回数に応じて特典がもらえる
・広告フリーという広告が表示された分は使ったデータ量にカウントされない
・特典がある
・月額990円のオプション「夜間フリー」を活用すれば、22時半から7時半の間に使ったデータ量がカウントされず使い放題になる
・利用者からの紹介で契約時の事務手数料が無料になる
・通話は専用アプリを使うと30秒ごとに10円
・通話かけ放題のオプション費用が他社と比べても安く、オプションをつければ専用アプリ以外にもスマホに搭載された標準の通話アプリで通話可能
・キャンペーンで月額料金が安くなる
ここまでご紹介しましたが、mineoにはまだまだ独自の特典があります。
なお今回は多くの人に関係する内容をピックアップしたため、細かいところは割愛しました。
IIjmio、mineoの違い
両社の違いのうちの1つとして見逃してはならないのが通話料です。
IIjmioではスマホに搭載された標準の通話アプリを使用して通話すると、30秒ごとに11円の費用が発生します。
一方でmineoは、かけ放題のオプションをつけないと30秒ごとに22円の費用がかかり、10円にするには専用アプリで操作しなければなりません。
ただし通話かけ放題のオプション費用についてはmineoの方が安く、両社ともプレフィックス型音声通話のため音質の違いはないので、オプションをつけてがっつり通話用として使うのであればmineoの方がおすすめです。
さらにmineoには、マイそくプランがあります。
平日の昼の12時から13時は最大32kbpsという低速状態になり使いづらくなりますが、その部分が問題なければ通話用としてマイそくプランを契約し、かけ放題のオプションをつけるという使い方もできます。
また8月から通信速度がアップするマイそくプレミアムでは、平日の昼の通信速度が32kbpsではなく200kbpsになるため、QRコード決済やLINE等の通話も可能となり、メインで使うという選択をする方も増えそうです。
さらに契約時の事務手数料も違いがあります。
IIJmioでは、契約時に事務手数料として支払いが必要になる初期費用を無料にする「エントリーパッケージ」がありますが、端末を安く購入したいという方はこのパッケージは使えません。
対してmineoは利用者からの紹介で契約すると、事務手数料を無料にすることができお得です。
IIJmio、mineoに通信品質の違いはあるか
両社とも独自のメリットがありますが、気になるのは通信品質がどうなのかという点かと思います。
私はIIJmioとmineoを両方契約しており、mineoについてはマイそくのスタンダードプランを使用しています。
まずIIJmioについては、平日の昼の通信速度は1Mbps台と遅い結果が出ます。
mineoについてはマイそくを契約しているので単純比較ができず申し訳ないですが「みんなのネット回線速度」というサイトで見てもそこまで大差はない結果と言えます。
通信品質はどちらの方が良い悪いではなく、使う環境によって変わってくるかなと思います。
IIJmio、mineo最新のキャンペーンを比較
続いて最新のキャンペーン情報を比較しご紹介していきます。
ご紹介している内容は2月13日現在のもので、ご覧のタイミングによっては内容が違う場合がありますのでご了承ください。
IIJmioでは、契約の翌月から一部のデータ量が増量された状態で使用できるほか、5Gと20Gについては割引価格となっています。
20Gで月額900円はお得に思えますよね。
また通話かけ放題のオプション費用については、5分または10分かけ放題は7ヶ月無料、完全かけ放題のオプションは3ヶ月無料で使えます。
さらにIIJmioでは他社から乗り換えて申し込みをするとスマホ本体がお得になり、最安110円で購入可能です。
販売機種のラインナップや在庫状況は日々変動しているため、最新情報が気になる方は確認してみてください。
対してmineoは、1Gから20Gまでどのデータ容量を選択しても月額990円で使えるキャンペーンが行われています。
データ容量にかかわらず990円なので、最初は20Gのプランをおすすめします。
くわえて繰り返し話題に上がっている1.5Mbpsの通信速度で使い放題のパケット放題Plusですが、10G以上のプランを選択すると無料でつけられるため、高速通信20Gと1.5Mbpsの通信速度で使い放題になるプランの両方が月額990円で使用可能です。
また10分無料で通話できるオプションも6ヶ月間無料で使えます。
8月13日からは、新たに提供される50Gのプランが6ヶ月間1,760円、マイそくプレミアムが年間990円で使えるキャンペーンも開催予定です。
mineoではIIJmioと同様、端末の割引サービスも行われています。
基本的にはIIJmioの方がお得に購入できる一方、mineoについては利用者からの紹介だと事務手数料が無料で、さらに2,000円分の電子マネーがつく特典があります。
一部の機種を除いてはIIJmioの方がお得です。
まとめ
IIJmioでは10Gのプランが半年間は20Gになり、さらに月額900円で各種通話無料オプションが一定期間無料で使えます。
対してmineoは月額990円で20G+1.5Mbpsの通信速度になるプランが、半年間使い放題で利用できます。
またmineoについては利用者からの紹介だと事務手数料が無料になるため、コストをかけずに自分の使い方にあったプランなのか試せるというのが魅力です。
メリットの部分でもご紹介しましたが、mineoはかなり個性的なメリットが多いと言えます。
使いこなせる方にはmineoがぴったりかと思いますが、そんなに使いこなせないよという方にとってはIIJmioの方がシンプルに使えて良いかもしれません。
最終的な結論としては両社ともコスパが良く、お得ではありますが、IIJmioは端末を安く購入した上で維持費を抑えたい方やあまりデータ通信を使わない方におすすめのプランです。
mineoは初期費用をかけずにお試し感覚で自分の使い方にあったプランなのか使ってみたい方や、メイン回線とは別にデュアルSIMでマイそくを利用する方に多いのではないかと思います。
他にも格安SIMや料金プランは多くあります。
他社のプランの特徴も把握した上で、自分の使い方にあったプランを選択するのも良いでしょう。

スマホなどのガジェットが大好き。
現在3台のスマホと格安SIMを使っており、常に格安SIMの価格と性能を追い求めている。